よくある質問

質問1:ワインの中にガラスのような結晶が入っているのですが…

答:瓶の底にキラキラと輝く結晶。これはぶどうに含まれる酸と、ぶどうが土から吸い上げたミネラルがワイン中で結晶化したもので「酒石(しゅせき)」と呼ばれています。 ワイナリーでは瓶詰め前に酒石をあらかじめ結晶化させて除去をしていますが、特にワインの品質が良い年には瓶詰めした後も酒石の発生がみられることがあります。 酒石は「ワインのダイヤモンド」。私たちは酒石を完全に除去しようとするあまり、ワインの風味まで落とすことは絶対に避けたいと考えています。 「生産者の情熱」として酒石をご理解ください。

質問2:ワインはどのように保管すればよいですか?

答:ワインを購入してから早い時期に飲むのならば、保管場所は冷暗所であれば問題ありません。 しかし、ワインを1年以上保管するには、振動と光、温度に十分注意してください。 室温が30度を超えるところでの長期間の保管は、特に味と香りに悪影響をおよぼします。 また、光によってワインは退色してしまいますし、直射日光では熱を持ってしまいます。 また、ワインを落ち着かせるためにも振動のある場所での長期保管は避けたほうが良いものです。 冷蔵庫で保存するのではなく、床下の室(むろ)や押入れなど、光のあたらない静かなところで、瓶を横にして保管してください。 買ったばかりのワインも、一晩静かな場所で休ませることで、おいしくお召し上がりいただけます。

質問3:ワインの飲み頃は?

答:ワインには賞味期限はありません。瓶詰めされてからも、ゆっくりと熟成をして味わいが変化していきます。 「ワインは瓶熟するお酒」といわれます。これは、一晩寝かせたカレーがおいしくなるように、ワイン中の味わいが時間とともにまろやかに調和していくからです。 ワインは瓶詰めしてから1年くらいたってからの方が、むしろ落ち着きが出て美味しくお飲みいただけます。 ただし、ナイヤガラやキャンベルなど生食用ぶどうから造られるフルーティーなワインはフレッシュな味わいが身上ですので、あまり長期保存をせずに楽しむのに適します。 それに対してミュラートゥルガウやケルナー、ツヴァイゲルト・レーベなどのワイン専用種は5年くらいの熟成期間で、よりおいしさを高めていきます。 また、貴腐葡萄ワインなどは、貴腐現象により水分が蒸発した凝縮ぶどう果汁から造られます。 このため、ワイン中の成分が通常のワインに比べて格段に濃厚であるため、15年位は問題なく保存可能です。

質問4:北海道ワイン株式会社の特徴は?

答:北海道ワイン株式会社では、輸入濃縮果汁を加水発酵させて仕込んだり、輸入ワインとブレンドして製品化することは一切せず、国産ぶどうを原料とした「純国産ワイン」のみを醸造しています。 また、すべてのワインラベルには3点表示(ぶどう品種名、収穫年、原産地)を行い、加熱処理をしない「本来的な」生葡萄酒を製造しています。

質問5:生葡萄酒とは?

答:ワイン造りでは通常、酵母をフィルターでろ過して除去します。 酵母には糖分をアルコールと炭酸ガスに分解する働きがあるため瓶詰め後はワインのなかに酵母が残ることを避けなくてはなりません。 酵母自体の活動を止める方法として加熱殺菌もありますが、ワインはぶどうの果汁を搾ってそのまま発酵させたものですから、加熱処理をすることはワインの風味に大きく影響します。 だからワインは生詰めが基本。ワインが年月とともに味わいに深みを増すのも、ワインが生きていることのあかしです。

質問6:酸化防止剤とは?

答:ワインは生の果汁を発酵させて造るお酒ですから、当然、原料にはぶどうを搾った生の果汁が使われています。 りんごの皮をむくと、すぐに茶色に変色するように、果汁も酸素に触れることで酸化が始まります。 酸化防止剤(二酸化硫黄)には果汁の酸化・腐敗を防ぐ働きがあります。また、酵母以外の菌類の活動を抑える力も酸化防止剤にはあります。 そのため価格やクラスに関わりなく、世界中で造られる多くのワインには酸化防止剤が使用されています。 現在、日本では酸化防止剤を使用しない「無添加ワイン」が流行しています。 「無添加ワイン」とは日本人の健康志向にマッチした、世界的に特殊な商品であるといえます。

質問7:スパークリングワインは、シャンパンのことですか?

答:シャンパンは、スパークリング・ワインの代名詞のように使用されてますが、同じスパークリング・ワインでもシャンパーニュ地方の特定地域の、特定ぶどう品種を使い、栽培、醸造などの生産条件について厳しい法律に基づいて造られたもの以外はシャンパンと呼ぶことは禁じられています。したがって、すべてのスパークリング・ワインをシャンパンと呼ぶことはできないのです。

※参照文献:2009ソムリエ・ワインアドバイザー・ワインエキスパート 日本ソムリエ協会教本162ページより。

質問8:数年前に買いました(貰いました)が、飲めますか?

答:保管状態によります(質問2を参照)。開けてみて飲めるようであれば、大丈夫です。 目安は、口に含んでみて「異常にすっぱい」、「香りがおかしい」、「色が変色」していたら飲まないでください。そうでなければ飲めます。