スクリューキャップ式ワインビンの開栓について(ご注意)

北海道ワインのボトルには、PPキャップ(ピルファー プルーフ キャップ)と呼ばれる スクリューキャップ式のキャップが用いられているものも多くあります。PPキャップは、キャップを回して開栓すると、キャップの下部のミシン目が破れて、ミシン目より下の部分がはずれて開栓したことがわかることから、いたずらなどによる異物混入発見などに使われています。

ちなみに、PPキャップは、ピルファープルーフ(Pilfer Proof)の頭文字をとって、名付けられました。

キャップ

PPキャップの開け方

1. キャップシールの除去

スクリューキャップには、一部商品を除いて「キャップシール」でキャップが覆われています。開栓の際には、このキャップシールを除去する必要があります。通常、このキャップシールには「ミシン目」が入っていますので、これを利用してキャップシールを剥がしてください。

ミシン目

キャップシールを剥がす際に、コルク栓のワインと同様にソムリエナイフを使用した場合、ナイフがキャップのスカート部下部を傷つけることがあり、注意が必要です。ビンメーカーの破ビン診断の結果、このスクリューキャップのスカート下部の傷が原因となり、キャップを回すときに大きな力が加わり、ビンを破損し、ケガをするおそれがあります。

PPキャップ

キャップシールの除去には、ソムリエナイフを使用しないでください。

2. キャップの開栓

キャップは、反時計回りの開栓方向へ回してください。

開栓されるとキャップ下部のスカートリング部分が分離します。この際、その分離方向によってはバリ(突起部分)が残ることがあります。このバリによって手に傷を負う可能性がありますので、ご注意ください。特に、キャップシールの除去にソムリエナイフを使用した場合、スカート部分の割れに繋がることがありますので、ソムリエナイフを使用しないでください。

3. 再栓

一度開栓したキャップを再度締める場合には、過度に強く締めないでください。ネジ部分の形状が変形し、キャップが空回りして開栓できなくなる恐れがあります。

 

※資料提供:日本山村硝子株式会社 Needs&Seeds No.161 , p10

※参考協力:きた産業株式会社