タイトル

アイスワイン製法

1.葡萄の入荷

気温マイナス10℃の早朝、自社農園鶴沼ワイナリーよりアイスワイン製法用の ケルナー種が入荷しました。アイスワインとは、真冬の寒い時期に葡萄の実を氷結した状態で収穫して圧搾し、水分と糖分の氷点の違いにより、糖分の高い濃縮されたエキスから醸造するワインです。

氷結した葡萄たち

荷下ろしの様子

運ばれてきた葡萄

2.葡萄の処理

北海道ワインとしては初となるアイスワイン製法による醸造です。
入荷量は僅か1,500キログラム。
氷結した葡萄を圧搾しますので、搾汁率は1キロあたり約10%(100ml)ほどの果汁しか得ることが出来ません。

凍った葡萄を潰すと、こんな感じです。実が凍っているのが見えますか?

凍った葡萄

アイスワイン醸造に最も大変なのが圧搾です。

葡萄が氷結しているので、糖分等の濃縮されたエキスだけをしぼりだします。

手動圧搾機

凍っている葡萄の充填

中の葡萄の均等化

力まかせで絞ると搾汁機の隙間から葡萄が出てきてしまったり搾汁機が壊れてしまうからです。

様子を見ながら搾ります。この仕事は経験がモノをいいます。

搾汁作業

ゆっくり力を加えると果汁が搾り出されます。この果汁が甘い甘いワインになります。

数量が少ないためステンレス容器で発酵します。

圧搾果汁

果汁液

搾汁後の葡萄は、まだ凍っています。

搾汁後

搾汁後(拡大)

3.試験室での検査

搾り出た果汁を糖度計により測定します。

試験室での糖度測定

測定

遅摘葡萄の甘さが厳寒の中、まろやかに熟成された「'02氷結貯蔵ミュラー・トゥルガウ(白・甘口)」、甘味がいっぱいに詰まった結実を摘み取った「'02雪摘みケルナー(白/甘口)」は、北海道ワイン取扱店および北海道ワイン(株)「おたるワインギャラリー」、ホームページ内「ワインショップ」から購入することができます。