タイトル

北海道ワイン加工用果樹研究センター

レポート作成は本社営農部です。

1.センター施設

1997年11月 浦臼町に開設。良いワインは良いぶどうからと言われる様に、ぶどうの品質はとても重要なもので栽培は非常にむずかしいのです。そのぶどうを栽培するにあたり、一番最初の基礎となる重要な苗を生産・研究をする施設が北海道ワイン加工用果樹研究センターです。年間2万本の苗を鶴沼ワイナリーや栽培契約農家に供給しています。

果樹研究センター

育苗ハウス

育苗ハウス

 

2.ぶどうの苗木

ぶどうの苗は接木(台木:根となる品種、と穂木:枝となる収穫したい品種をつなぐ)と言われる方法で作られます。台木は根の成長が良く気象や土壌に対する適応性も良いので、ぶどうの品質が向上します。

台木(根となる木)を水に浸し吸水させます(写真左)。 穂木(収穫したいぶどう品種の芽)は短く一芽だけ切断します(写真右)。

台木

穂木

3.接木作業

台木と穂木を接ぐ機械を用い、左手に台木・右手に穂木を持ち接木します。

接木

接木

写真左は、完成した接木です。台木と穂木のつなぎ目がわからない位、精密に接ぎます。接木をした部分を保護するためロウを付け、すぐに水で冷やします。

完成した接木

ロウ付け

ロウ付け

4.穂木の芽の発芽

コンテナに水で湿らせた 木くずを入れ、接木した枝を並べてサンドイッチ状に重ねて行きます。ハウス内にはさらにトンネル状のハウスがあり、加温して穂木の芽を発芽させます。

箱詰め

ハウス内で加温

1ヶ月ほどで発芽し、この発芽した枝をハウス内の土に移植して1年間育成します。また、雪解け後は路地でも育成をおこないます。秋、ぶどうの葉が落ちたら掘り起こして選別し、土の中で越冬させます。来年の春には鶴沼ワイナリーや契約農家で畑に植付けを行い、苗を植えて5年目ぐらいからぶどうが収穫されます。写真は、発芽したツヴァイゲルト・レーベです。

発芽

発芽(ツヴァイゲルト・レーベ)

03鶴沼ツヴァイゲルト・レーベ(赤)03鶴沼レンベルガー(赤)は、北海道ワイン取扱店および北海道ワイン(株)「おたるワインギャラリー」、ホームページ内「ワインショップ」から購入することができます。