Wine Stories vol.5
  今月のお勧めワイン

鶴沼ワイナリー(浦臼町)の遅摘み葡萄を醸造する鶴沼ブランドの中でも、日本ではあまり栽培されていないヨーロッパ系高級品種で造る「鶴沼稀少品種シリーズ」。今回は北海道ワインのフラッグシップともいうべき1本を紹介します。

2005年夏の国産ワインコンクールで銀賞を受賞した「2002鶴沼ヴァイスブルグンダー」。ヴァイスブルグンダーとはブルゴーニュ地方原産の葡萄で、フランスではピノ・ブランと呼ばれています。辛口でコクがあり、「鶴沼」の中で最も熟成に向いています。収穫年から3年以上が飲み頃です。

ミネラルや花の蜜のような香りがあり、ふくよかでバランスの整った味わい。8〜10℃に冷やしてお楽みください。

2002鶴沼ヴァイスブルグンダー 720ml 白/辛口
通常価格3,171円(本体価格3,020円)

  ソムリエ
 

寝かせるほどに旨みを増す
芳醇でコクのある辛口の白

鶴沼ワイナリーのヴァイスブルグンダーはシャルドネに似た辛口白ワインを生み出します。瓶熟成を経て、酸やミネラル感が一体となってからが飲み頃。02年産は柑橘類のような香りと微かな熟成感のバランスを持つようになりました。

シニアソムリエ 阿部眞久

 
 
 
 
Chef's Speciality
濃厚な「たち」と熟成ワイン 小樽ならではのマリアージュ
通りの両側に寿司屋が立ち並ぶ「小樽寿司屋通り」。今回はその中でも鶴沼ヴァイスブルグンダーやおたるワイナリービール、オリジナルワインが楽しめるお店「握 なか一」を訪ねました。

「熟成された白ワインに合う料理を」というオーダーに中峰さんが用意してくれたのは地物のたちを使った「たち焼」。「たち」とはタラの白子で、湯がいてポン酢で味わったり、鍋の具として珍重されています。クリーミーで濃厚な味わいは寒さ厳しいこの時期ならではの美味。

たち焼を味わった後にワインを口に運べば、いっそう果実味が立ち、ふたつの香りがとけあいます。熟成した芳醇な「鶴沼ヴァイスブルグンダー」と「たち」はまさにベストマッチです。

※「握 なか一」の他にも、小樽市内の多くの寿司店で「おたるワイン」をお楽しみ頂けます
 
  Nakaichi

握 なか一

小樽寿司屋通り沿い。運河側入口に佇む地元で人気の寿司処。大正ロマンあふれる店内には、寿司職人の技を目の前で楽しめるカウンターをはじめ、150名迄可能なお座敷、テーブル席など、様々なニーズにマッチした全246席を用意する。姉妹店「出抜小路店」(小樽市色内1丁目1)もあり。

TEL/0134-24-1777
住所/小樽市色内1丁目10-1
営業時間/10:30〜22:00(LO21:30)
定休日/無

 
 
 

大将 中峰 信二

TVチャンピオン(テレビ東京)「全国寿司職人選手権」において第1回、第2回と連続優勝。毎年4月初旬にアメリカで開催される「全米さくら祭り」のイベントにも参加し、TVチャンピオンの腕前をアメリカ人の前でも披露。日本の伝統料理「寿司」の発展のために尽力する