Wine Stories vol.9
 

ワイナリー

「ワイン造りはぶどう栽培の延長」 300軒の農家とワイナリーをつなぐ ─────営農部 次長 齋藤浩司


 

北海道ワインの商品と料理とのマリアージュを、シニアソムリエ阿部眞久監修の下にご提案してきた本企画。シリーズ9回目は特別編。北海道ワイン本社の工場よりリポートします。

「ワイン造りは農業」をモットーに掲げる北海道ワインには営農部という部署があります。原料となるぶどうの受け入れや契約農家への生産指導、栽培研究などを行う部署です。

「ワイン造りはぶどう栽培の延長にあります。おいしいワインを世に出すには、毎年毎年の気候に合わせて、ぶどうの栽培管理作業や収穫時期を変えなければなりません。良いぶどうを作るために契約農家さんと一緒に考える。自然相手の仕事です。繁忙期には農家さんからの相談で携帯が鳴りっぱなしですよ」と話すのは営農部に所属して15年の齋藤浩司次長。

「ぶどう栽培はこれからが本番」と表情を引き締めました。

 
 

小樽市内から車で約20分
北海道ワイン誕生の地へ

北海道ワイン本社に併設されたワインギャラリーでは醸造過程をビデオで観賞したり、ガラス越しに瓶詰ラインを見学できます。また夏場は1日3回、プレス機や発酵タンクがある工場内を解説付きでご案内する無料工場見学を行っています。

見学のご案内へ

 
 



  ワインギャラリー「普段飲まない人もワイン好きにしたい」 ───────営業本部 主任 田中法和
道産100%の生ワイン約100種類を揃えるワインギャラリーで、商品管理・販売を担当する田中法和主任。「コミュニケーションを通してお客様にあったワインを見つけるのが仕事です。普段ワインを飲み慣れない方にワイン好きになってもらえるよう、お口にぴったり合う1本をご紹介します。なお、店内ではおたるワインソフトクリームやワイン入りのお菓子、ゼリーなども扱っています」

 

 
  今月のお勧めワイン
人気No.1!濃密な甘口の白ワイン おたる特選ナイヤガラ(05年産)
生食用ぶどうとして知られるナイヤガラ種の中から糖度の高い葡萄のみを房選りし、搾汁した果汁を氷結凝縮。華やかなぶどうの香りとアイスワインのような濃密な甘口で人気を誇る、上質な限定醸造ワインです。

希望小売価格2,121円(本体価格2,020円)

 
  ソムリエガイド
地産地消をテーマに料理一新 北海道の地ワインとご一緒に  明治45年竣工の石造り建築で悠久ロマンに浸りながら、おいしいワインを気軽に楽しめるワインカフェ&ワインショップ。この春、地産地消をテーマにグランドメニューをリニューアル。北海道産チーズを使ったピザやパスタなどが登場する予定です。旬の地場食材を使う和洋中の季節メニューも随時登場。

 
小樽市色内1丁目8-6
営業/10:00〜22:30(ワインカフェ11:00〜)※季節により一部変動あり 定休日/無

観光名所が並ぶ堺町通り沿い 小樽の地酒や地ワインが豊富  小樽のメーンストリート堺町通りに面した、北一硝子直営の地酒販売店。北海道ワインの約30アイテムをはじめワイン90品、小樽の4つの酒蔵で醸造された地酒など日本酒100品、地ビール、道産をはじめとする焼酎などを取り揃えています。試飲もできますので気軽にスタッフに声をかけてみてください。

 
小樽市堺町7-26
営業/9:00〜18:00(4/29〜5/6は9:00〜19:00)定休日/無
  ソムリエ
 

GWから初秋にかけての北海道は、からりとした空気が気持ちよく、おいしい食べ物が揃う最高の季節を迎えます。車やバイクがあれば観光の定番以外の場所や、北海道ワインの工場に立ち寄ることもできます。私もツーリングで道内を回りますが、北海道の風景の良さは格別ですよね。小樽の街中は素敵なお店も多いので、今回は自社の他に、ふたつのお店を紹介します。

シニアソムリエ
北海道フードマイスター
阿部眞久