2015鶴沼シリーズ

鶴沼ワイナリー

札幌から北北東に62km。
石狩川を眺める空知支庁浦臼町「鶴沼」の南西向きの斜面に広がる、日本でもっとも大きな447haの垣根式の葡萄畑は、まるで海外のワイン産地を思わせます。ここが北海道ワイン株式会社の誇る自社農園「鶴沼ワイナリー」です。

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鶴沼ワイナリー

この「鶴沼ワイナリー」は、当社の歴史とともにあります。
北海道ワイン創業者の嶌村彰禧は、当時、浦臼町の町長から「大規模な水田の耕作放棄地があり、大変困っている」という相談を受け、たまたま別の事業視察で訪問したドイツのワイン用葡萄畑から直感を受け、1972年鶴沼の地でのワイン用葡萄の栽培に着手しました。

当時の日本には、欧州系品種栽培の前例が無く、特にこの浦臼町鶴沼での葡 萄の植栽は、重粘土質という土壌特性、野生動物の食害、そして豪雪との戦いという苦難の連続でした。

欧州系ワイン専用葡萄品種栽培のノウハウが無い中、積雪2メートルを超える豪雪地帯での葡萄栽培は、毎年多くの苗木を枯らしてしまうという結果しか出せないものでした。

そんな中、嶌村は、ドイツ国立ワイン学校に留学させていた社員を通じて、ドイツ人マイスターのグスタフ・グリュンを、助っ人として北海道に呼び寄せます。ようやく、適切なアドヴァイスを受け、鶴沼のブドウ畑は劇的に改善され、これらの困難を克服していきました。

グスタフ・グリュン氏2015年来場時

そして記念すべき1979年、ついにドイツ系のミュラー・トゥルガウ種を初収穫しました。そして出来上がったのがこのワイン。1979年ビンテージ ミュラー・トゥルガウです。一度はオークションで120万の値が付いたそうです!その他、例えば、シュペートブルグンダー(フランス名ピノ・ノワール)や、トラミーナ(フランス名ゲヴュルツトラミネール)なども、国産1号ワインは、じつはこの鶴沼ブドウ畑から生まれています。

そして現在、「日本ワインコンクール」や香港で開催された「香港インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティッション」において、鶴沼シリーズは高い評価を受けるようにまでなりました。

開墾から45年の時を経た現在、齋藤浩司農場長が陣頭指揮を執る鶴沼ワイナリーには、ピノ・ブラン(ヴァイスブルグンダー)、ゲヴュルツトラミネール、ツヴァイゲルトなどのヨーロッパ系ワイン葡萄が二十品種あまり栽培されています。近年では、ミュスカ(マスカットオットネル)やロンドといった新しい品種の収穫も増えてきました。これほど豊富なヨーロッパ系ワイン葡萄を育成している場所は、ヨーロッパのワイン産地以外ではおそらくここ鶴沼だけでしょう。鶴沼の畑ではヨーロッパのワイン産地で見られる光景と同じように、南西向きの斜面に限りなく葡萄の垣根が広がり、さえぎるものなく日差しをいっぱいに受けています。

私たちが大切にするのは「身土不二」のこころ。つまり日本の大地で育った葡萄からできるワインこそが真の「日本ワイン」であり、日本人に安心感や幸福感をもたらすものと考えます。みなさまに幸せを与える「未来のワイン」が、今日もここ鶴沼で育っています。

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鶴沼ワイナリー齋藤農場長

鶴沼シリーズ

北海道を代表する葡萄品種の中でも、自社農場産の遅摘み葡萄で醸造する、こだわりの高品質ワインです。

ピノ・ブラン(Pinot Blanc)

ピノ・ブラン(Pinot Blanc)

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品種解説

ブルゴーニュ地方原産のピノ・ブラン種はドイツではヴァイスブルグンダーと呼ばれます。辛口でコクがあり、鶴沼のなかでもっとも熟成に向いたワインとなり、収穫年から3年以上寝かせると飲み頃を迎えます。

料理の相性

ホタテのバター焼きや鱈のソテー、牡蠣のグラタンといった熱を通した白い魚介類におすすめです。油を淡泊な味わいで楽しむ、カルパッチョやレバーペースト、若鶏のローストともお楽しみください。
(飲み頃温度8~10℃)

ツヴァイゲルト(Zweigelt)

ツヴァイゲルト(Zweigelt)

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品種解説

オーストリアのワインを代表する赤ワイン用葡萄がツヴァイゲルト。1975年にクロスターノイブルグ寺院から寄贈された苗木が鶴沼に根付き、現在は北海道の赤ワイン用葡萄の主力品種となって各地のワイナリーでも栽培されています。

料理の相性

穏やかでやわらかい口あたりは、ビーフシチュー、鶏肉の赤ワイン煮、モツ煮込みなどの煮込んだ肉料理、ラム、エゾ鹿のように脂肪の少ない赤身肉などのステーキ、北海道名物ジンギスカンに大変良く合います。また、軽いウォッシュチーズ、ハンバーグデミグラスソースなどのほか、鰻の蒲焼、鮭のチャンチャン焼きなど、少し濃い味付けの魚料理にも向きます。

(飲み頃温度16~18℃)

ミュスカ(Muscat)

ミュスカ(Muscat)

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品種解説

フランス、アルザス地方を代表する品種で、オレンジやマスカット、バラの花のニュアンスがあふれる華やかなアロマが特徴的で、ほどよい口あたりのやや甘口に仕上がりました。

料理の相性

食前酒としても、またボイルしたアスパラガスや生の野菜をベースにした軽い料理、白身魚のポワレ、季節のフルーツシャーベットと共にお試し下さい。

(飲み頃温度5~10℃)

ゲヴュルツトラミネール(Gewürztraminer)

ゲヴュルツトラミネール(Gewürztraminer)

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品種解説

アルザス地方を代表する高級白ワイン用品種ゲヴュルツトラミネール。ライチやマスカット、白桃などの甘く熟した香りと、クローブ、シナモンなどのスパイスの香りが融合したアロマティックで、酸のまろやかな白ワインとなります。

料理の相性

味わいや香りの余韻が長くつづく料理との相性が良いワインです。カボチャのテリーヌや、カマンベールチーズのフライ、洋梨やリンゴのジャムを添えたブリオッシュや揚げ魚の甘酢あんかけなどの中華料理との組み合わせをお試しください。

(飲み頃温度5~10℃)

レンベルガー(Lemberger)

レンベルガー(Lemberger)

ネットショップで注文

品種解説

ドイツのバーデン・ヴュルテンブルグ地方で親しまれている、口あたりがスムーズな赤ワイン用葡萄品種レンベルガー。鋼鉄の黒光りを思わせる艶やかな果皮の色と、小粒であることから色のはっきりとしたミディアムボディの赤ワインを生み出します。

料理の相性

スムーズな口あたりと、ほどよい渋みはシンプルな肉料理を邪魔せずに、その風味をワインが引き立てます。また、揚げ物との相性も良いワインです。牛や仔羊のロースト、シュニッツェル(仔羊のカツレツ)、豚肉のソテー、ザンギ(鶏の唐揚げ)、牛肉のタタキ、春巻などの料理との相性をお楽しみください。

(飲み頃温度16~18℃)

木樽熟成 ピノ・グリ (Pinot Gris)

木樽熟成 ピノ・グリ (Pinot Gris)

原料葡萄について

2015年の鶴沼ワイナリーは4月・5月と好天で、平年より生育も順調でしたが、6月以降雨が多く、短時間の豪雨・台風襲来など栽培期間を通して厳しい気候が続きました。2012年の初収穫以降堅調に収量を増やしていたピノ・グリ種は、他の白品種とは異なり この厳しい環境の中でもほぼ前年と同程度の収量を得ることが出来ました。品質についても糖度と酸度のバランスが良く、初めてピノ・グリ種単独での醸造を行うに足るものでした。

ワインの特徴

艶を帯びたやや薄い麦わら色で、独特なスモーキーフレーバーのほど良い樽香に、オレンジに似た柑橘系の香りが溶け込んでいます。熟成の可能性も秘めた、しっかりした酸味が素晴らしい辛口の味わいです。

※「鶴沼木樽熟成ピノ・グリ2015」は、おたるワインギャラリー、鶴沼ワイナリー直売所の専売商品です。

限定本数 1,342本

鶴沼ワイナリー、おたるワインギャラリーのみで販売

木樽発酵 ヴァイスブルグンダー(Weissburgunder)

木樽発酵 ヴァイスブルグンダー(Weissburgunder)

原料葡萄について

2015年の鶴沼ワイナリーは4月・5月と好天で、平年より生育も順調でしたが、6月以降雨が多く、短時間の豪雨・台風襲来など栽培期間を通して厳しい気候が続きました。鶴沼ワイナリーでのヴァイスブルグンダーの収量も前年より少なくなり、直近5年間では2番目に少ないものとなりましたが、品質的には良質な状態で収穫することができました。ヴァイスブルグンダー種は、糖度・総酸・㏗のバランスが非常に良く、プレステージワインに相応しい高品質なものでした。

ワインの特徴

鶴沼ワイナリーの代表的品種であるヴァイスブルグンダー種を樽発酵にて仕上げました。北海道の冷涼な気候の恩恵を受けた爽やかななハーブやリンゴを連想させる香りと、仄かな木樽のニュアンスが感じられる、なめらかさと溌剌とした酸味の印象が調和した辛口白ワインです。

※「鶴沼木樽発酵ヴァイスブルグンダー」は、おたるギャラリー、鶴沼ワイナリー直売所の専売商品です。

限定本数 1,850 本

鶴沼ワイナリー、おたるワインギャラリーのみで販売