おたる醸造 ピノグリ ORANGE 2018

限定醸造326本

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醸造責任者 河西由喜
醸造責任者/エノログ:河西由喜

・北海道ワイン初挑戦のワインを作る
2018年は7月の悪天候の影響で収穫量が非常に少なく、平年の半分以下の収穫量となってしまいました。10月5日に413kgの健全なピノ・グリを収穫することが出来ましたが、これを通常どおりに醸造して、鶴沼シリーズのスペシャル・キュヴェとして販売するにはあまりにも収穫量が少なすぎました。そのため、2018年に関してはやりたかった醸造方法を試す年としてオレンジワインの醸造を行うことにしました。

・なぜオレンジワイン???
ピノ・グリの魅力のひとつは、その独特な果皮の色です。あずき色~茶色の色合いはデラウェアにも似ていますが、やや透明感のある美しい色合いです。このピノ・グリを使って白ワインでもロゼワインでもなく、しっかりとした骨格を持つワインに仕上げる為には、オレンジワインという選択が、色合いを含めて最もブドウの魅力を引き出すことが出来ると考えました。

・醸造のテクニックとその理由
除梗破砕後に10日間のかもし発酵を行いました。発酵温度は17~26℃、2回/日のピジャージュ(櫂入れ)を行っています。プレス後はさらに10日間発酵を継続しました。ブドウの酸がしっかりしていたのでMLFも発酵中にコイノキュレーション法で同時に行っています。全ての発酵終了後にオリ引きを行いステンレスタンクで2か月間熟成を行った後、さらにアメリカンオークの古樽で5か月間熟成させました。樽から出した後はベントナイトで軽くオリ下げを行った後、ろ過を行わずに手詰めしました。
※MLF:マロラクティック発酵

・目指した味わい
基本的にはオレンジワインであってもクリーンでクリアな味わいを目指しました。果皮からの程好い渋味と果皮内側の旨味につながる成分をしっかりと抽出することをで、ブドウの力強さをワインに反映できるように心がけながら、全体のバランスをくずさぬように注意を払いました。また、色合いはオレンジ色がしっかりと映えるように薄すぎず、濃すぎずといったところを狙っています。

・出来上がったワインは・・・・・
色合いは狙ったよりも若干薄くなりましたが、これからしっかりとした良い色合いに熟成していきそうです。香りはピノ・グリですのでややニュートラルですが、干しアンズ様の香りがほのかに香り心地よく、樽からのやさしいバニラ香との相性も良いです。味わいは酸味がやわらかく、渋味も程好く口あたりがとてもスムーズです。バランスの良い辛口ワインに仕上がっています。他社との違いに関しては、オレンジワインにありがちな酸化的なニュアンスは無く、果実香がしっかりと感じられ、良好な口当たりとクリーンな味わいといった点になると思います。ろ過を行っていませんので、僅かに濁りや沈殿がありますが、製品の品質には問題ありませんので安心してお飲みください。

・オレンジワインとは・・・
オレンジワインは、白葡萄を使い、赤ワインを作る製法で醸造するワインです。 。
搾汁したジュースを発酵するのではなく、醸し発酵(葡萄まるごと発酵させ皮や種の成分を抽出させる方法)で醸造します。
発酵中に皮からの色素が液体に抽出され液色が濃くなり、オレンジ色になることからオレンジワインと呼ばれています。

ピノ・グリ(オレンジワイン)
ピノ・グリ葡萄
搾汁
搾汁
手詰め
手詰め

二十歳未満の飲酒は法律で禁止されています。


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