瓶詰は、ラインに空瓶を供給することから始めます。
空瓶は、外気に触れないように透明なフィルムで梱包され、バルク(1p/r)単位で納品されます。
この瓶パレットをセットして、梱包をほどいて瓶詰めラインに供給します。
セットされた瓶は、エレベーター方式で一段づつラインに供給されます。
ワインを充填する前に、瓶内部をオゾン水で殺菌洗浄します。
瓶を逆さまにしてオゾン水を噴射し、その後無菌水で洗い流します。
オゾンは、酸素と酸素原子が結合したものです。このオゾンを水に溶解させたのがオゾン水です。
オゾンは、直ちに酸素原子1個が離れて酸素になります。この酸素原子が離れる時に、いろいろな物質と酸化反応が離れる時に、いろいろな物質と酸化反応を起こします。細菌がいる場合、細菌の細胞膜を酸化させ、細菌を死滅させます。この酸化反応を利用して瓶内を殺菌します。
カウンタープレッシャー方式(充填機タンク内に圧力をかける)により、規定量までワインを充填します。この方式により、発泡性のワインも充填できます。この方式は、ワインが外気に触れることなく飛散防止、無菌充填に適しています。
ワインを充填後、瓶口に窒素ガスを噴出して酸素を追い出してからこうルク(またはキャップ)を打栓します。打栓後に、入り味量とコルク・キャップが確実に打栓されているか、センサーでチェックします。
ワインを詰めて打栓した後、瓶の外側を水とブラッシングで洗浄します。目的はコーティグされた瓶の表面を洗い落としてラベルを貼りやすくするためです。
キャップシールを自動で瓶口にかぶせ、高温で収縮させて装着します。その後、キャップシールが確実に装着されているか、センサーでチェックされます。
ラベラーにより、表ラベルと裏ラベルなどを自動で貼り付けます。
ラベルが確実に貼られているかを、センサーおよび目視によりチェックしています。
出来上がったワインは自動的にダンボールに収納されます。
720ml瓶では、1ケースが12本なので、2ケース分24本を一度に箱へ収納します。
ダンボール箱作りも機械で組み立てて、底面を糊付けします。その後上蓋を閉じて、テープをはります。
最終チェック工程として、箱に正しい本数が収納されているかどうか、重量を測定してチェックします。
出来上がったワインの箱は、自動的にパレットに積まれ、出荷倉庫に運ばれます。
二十歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
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