みなさんがワイン造りという言葉からまっさきに思い浮かぶのは「葡萄を搾る」ということではないでしょうか。 今回は運ばれてきた葡萄がどのような作業で搾られるかをご覧ください。
8月中旬を過ぎると葡萄の受け入れが始まり、11月初旬までのあいだ、ほぼ毎日、トラックで葡萄が運び込まれ、秋の仕込み時期は工場が一番忙しく稼動します。多いときには一日に100トンの葡萄を受け入れするときがあります。
トラックに載せられてコンテナやビュッテ(ドイツ語でバケツの意味)で運ばれた葡萄は計量されたあと、除梗破砕機(ジョコウハサイキ)と呼ばれる機械で葡萄の実と梗に分けられます。写真のビュッテひとつで約400キログラムにもなります。
ビュッテごとに葡萄の重さが計量され破砕機へ
クレーンでビュッテを工場内へと引き込み葡萄を破砕機に投入。 破砕機は見事なまでに実と果梗を分離してくれます。
破砕機で処理された葡萄の実の部分はフリーラン果汁を取り出すため滴下タンクへ送られます。また実と分けられた果梗は堆肥にします。
前の工程でフリーラン果汁を分離された実は、皮と種を取り除くためプレス機に送られ、残りの果汁を搾ります。
葡萄果汁にワイン酵母を加え低温で発酵させます。
二十歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
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