ワインストーリーズ

今月のお勧めワイン

ワイン専用品種に強いこだわりを持ち、栽培するのはツヴァイゲルト・レーベをはじめ3種のみ。その真摯な姿勢とこまやかな仕事ぶりから『葡萄作りの匠』とたたえられる生産者、北島秀樹氏。葡萄を作り続けて20年の匠が収穫したツヴァイゲルト・レーベを、単独仕込みで醸造したのがこの一本です。

余市の農園で育つツヴァイゲルト・レーベは、鶴沼産に比べさらに「緻密でエレガント」。軽やかな口当たりの奥に新鮮なラズベリーを思わせる甘酸っぱい香りが広がります。渋みがほどよく抑えられたミディアムボディの飲み口が特徴です。

「葡萄作りの匠」シリーズには他に、「北島秀樹ケルナー」「藤本毅バッカス」「藤本毅レンベルガー」などがあります。

葡萄作りの匠 北島秀樹ツヴァイゲルト・レーベ(04年産は販売終了しました。)
720ml 赤/中口

ソムリエ

重くないので食事の前半からシンプルな肉料理と相性抜群

飲み口は軽快で、チャーミングな印象さえ与えるワインです。クセや渋みも少なく、食事の前半から楽しめます。牛肉ならば脂の強いサーロインよりも赤身のヒレ肉の方が合いますね。私が食べた中ではエゾシカ料理との相性が最高でした。

シニアソムリエ
阿部眞久

 

Chef's Speciality

肉本来のうまみを凝縮した 手づくりハムと絶妙に調和

A-5ランクの極上十勝黒毛和牛をはじめ、北海道産の食材にこだわったカフェランチの店があると聞き、「斉藤ファーム」を訪れました。サイロとマンサード屋根が印象的なレンガ造りの牧舎に入れば、自家焙煎コーヒーの豊かな香りが迎え入れてくれます。

メニューを開けば北海道ワインのプレミアムラベルがずらり。上で紹介した北島秀樹ツヴァイゲルト・レーベもあります。「そのワインに合わせるなら」と用意してくれたのは、ハム・ベーコン・ソーセージなど12種類の盛合せ。美瑛の手作り工房「歩人(ホビット)」でつくられた珠玉の品々です。スモークの豊かな香りと個性的な味がワインの繊細な酸味とマッチします。

食材は他にも、八雲のチーズや清水のヤギチーズなど、オーナー自身が生産現場へ足を運んでほれこんだものばかり。北の職人たちが造りあげた逸品とワインを存分に楽しめる一軒です。

Saito Farm
Cafe・lunch 斉藤ファーム

TEL/011-661-8111
住所/札幌市西区発寒8条13丁目(LUCKY隣)
交通/JR発寒駅徒歩5分
営業時間/11:00~24:00
定休日/無
料金/日替わりランチ1,000円、夜:十勝黒毛和牛ハンバーグ1,350円

 

※価格その他情報は取材当時のものです。必ず、店舗にご確認ください。