鶴沼ハーベスト スペシャルキュヴェ ピノ・グリ2017
白・辛口 アルコール度数11.5%
限定醸造 1,900本
■GI北海道 第4回認定ワイン
自社農園「鶴沼」産の葡萄からつくる高品質ワイン
自社鶴沼ブドウ畑の中でも、特に良質なブドウを厳選し醸造後の適正な熟成期間を経て、更に厳しい官能検査に合格したワインだけが「鶴沼」のブランドを名乗ることができます。「鶴沼シリーズ」は全て限定醸造です。
落ち着いた印象の酸味と豊かな果実味が特徴のワイン用葡萄ピノ・グリを11か月間木樽で熟成しました。やや強めの樽香と柑橘系の香りは、まろやかでコクのある辛口の味わいに溶け込み、飲みごたえのあるワインに仕上がりました。
・発酵について
除梗破砕後、15℃前後で20時間ステンレスタンクにてスキンコンタクトを行いました。デブルバージュなしで発酵を開始し、発酵にはステンレスタンクを使用しています。酵母は、発酵アロマをより引き出すものを選択し、発酵温度はやや低めの14~21℃、約22日間でアルコール発酵とマロラクティック発酵を行いました(味わいのバランスをとるため、リンゴ酸をわずかに残してマロラクティック発酵を終了)。オリ引き後ベントナイトでオリ下げを行い、静置。さらにオリ引きを行い、木樽で熟成させました。
・熟成について
ステンレスタンクで6ヶ月間熟成を行った後に木樽へ移行し、11ヶ月間熟成させました。使用した木樽は225ℓサイズの古樽(フレンチオーク33%、アメリカンオーク67%)。樽熟成中にオリ引きを一回だけ行いました。樽熟成後にろ過を行い、瓶詰しました。
・原料葡萄と味わいについて
ブルゴーニュ地方原産(一部にはドイツ南部との説もあり)のピノ・グリ種は、しっかりしたボディと豊かな果実味を持つ白ワインになる葡萄として、世界的に人気の高まっている品種です。鶴沼ワイナリーでは2012年の初収穫から特を経て、漸く、単独仕込みを行えるまでに収量を増やすことが出来ました。艶を帯びたやや薄い麦わら色が特徴で、独特なスモーキーフレーバーのほど良い樽香に、オレンジに似た柑橘系の香りが溶け込んでいます。さらに、瓶熟成の可能性も秘めた、しっかりした酸味が素晴らしい辛口の味わいです。
~地理的表示(GI)制度とは、地域の農林水産部や食品ブランドとして、登録、保護する制度です。「GI北海道」はワイン産地として山梨県に次ぎ、全国2例目の認定。地理的表示「北海道」生産基準に定める特性、品種、製法、酒類の特性を維持するための管理に関する事項を満たしたワインだけがラベルに「北海道」の表記をすることが出来ます。~
<GI北海道認定ワイン>
IWSC(ロンドン)2020 銅賞受賞
鶴沼ハーベスト スペシャルキュヴェ ピノ・グリ2017
(白・辛口 アルコール度数11.5%)
限定醸造 1,900本。
【2019年8月25日発売】
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