鶴沼ハーベスト スペシャルキュヴェ ヴァイスブルグンダー2017
白・辛口 アルコール度数12.5%
限定醸造 2,110本
■GI北海道 第3回認定ワイン
自社農園「鶴沼」産の葡萄からつくる高品質ワイン
自社鶴沼ブドウ畑の中でも、特に良質なブドウを厳選し醸造後の適正な熟成期間を経て、更に厳しい官能検査に合格したワインだけが「鶴沼」のブランドを名乗ることができます。「鶴沼シリーズ」は全て限定醸造です。
コクがあり熟成に向いたワイン専用葡萄ヴァイスブルグンダーを、新樽を主に使用して発酵しました。冷涼な気候の恩恵を受けた、爽やかなハーブやリンゴを連想させる香りが感じられ、滑らかさと溌剌とした酸味の印象が調和した辛口ワインに仕上がりました。
・発酵について
除梗破砕後、10℃前後で24時間ステンレスタンクにてスキンコンタクトを実施。その後デブルバージュなしで木樽発酵を行いました。発酵には75%が新樽、25%が2年目の樽を使用。樽の種類はアメリカンオークとフレンチオークを半々で使用しています。また、酵母には品種の特徴香を最大限に引きだす最適なものを選択しました。Co-inoculationによるマロラクティック発酵を実施し(発酵温度:12~27℃)、発酵はアルコール発酵が10日間、アロマティック発酵も併せると約6週間行いました。その後酸度を計算し、リンゴ酸を若干残して発酵を終了しています。
・熟成について
アルコール発酵終了後、オリ引きせずにそのままオリと共に短期間(54日間)樽熟成し1週間に1回バトナージュを実施。その後オリ引きを兼ねてステンレスタンクへ移動して6ヶ月間熟成。途中でオリ下げとオリ引きを数回実施後、ろ過を行い、瓶詰しました。
・原料葡萄と味わいについて
アルザス地方発祥のヴァイスブルグンダー種(ピノ・ブラン種)は、鶴沼ワイナリーの黎明期より栽培され、近年にはより高い評価を得ています。辛口でコクがあり、熟成に向いたこの品種を木樽で発酵させました。爽やかなハーブやリンゴを想わせる果実香に木樽香が上品に融合し、溌剌とした中にもなめらかさを併せ持つ独特の酸が与える骨格とミネラル感、キレ、ボリューム、アロマが上質に調和したバランスの良い辛口となっており、ワンランク上の鶴沼として、更なる進化が期待できます。
~地理的表示(GI)制度とは、地域の農林水産部や食品ブランドとして、登録、保護する制度です。「GI北海道」はワイン産地として山梨県に次ぎ、全国2例目の認定。地理的表示「北海道」生産基準に定める特性、品種、製法、酒類の特性を維持するための管理に関する事項を満たしたワインだけがラベルに「北海道」の表記をすることが出来ます。~
<GI北海道認定ワイン>
<受賞歴>
インターナショナル・ワイン&スピリッツ コンペティション2019 銅賞
インターナショナル・ワイン&スピリッツ コンペティション2021 銅賞
鶴沼ハーベスト スペシャルキュヴェ ヴァイスブルグンダー2017
(白・辛口 アルコール度数12.5%)
限定醸造 2,110本
【2019年8月25日発売】
|