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北島ヴィンヤード ~No.7~ ケルナー2018
白/辛口 アルコール度数12.5%
限定醸造 5,100本
■GI北海道 第4回認定ワイン
徹底した栽培管理により、健全で高品質な葡萄を収穫している「北島農園」。その葡萄を原料としたワインは【葡萄造りの匠】シリーズとして名実ともに高い評価を得ていますが、その中でも葡萄の栽培から醸造に至るまで徹底して拘ったプレステージラインが【ヴィンヤード】シリーズです。
【ケルナー種について】
1969年にドイツで交配された品種。北海道の気候に適し、余市町を中心に栽培されており、白ワイン専用品種としては北海道で最大の栽培面積【55.3㏊:構成比31%(北海道農政部「北海道の醸造用ぶどう・ワインの生産動向」2014年度より)】を誇ります。世界的に見てもその高い品質と収穫量で、ドイツ以外では北海道が有力な産地であると認知されています。
【北島秀樹氏と北海道ワイン】
北島秀樹氏は当社にとって初めて専属栽培契約を結んでいただいた栽培家で、まさに「匠」たる葡萄作りの名人であり、北島農園産のワインは数々のワインコンクールで受賞を重ねています。特に日本ワインコンクール(JWC)で【金賞・コストパフォーマンス賞】のW受賞に輝いた【葡萄造りの匠 北島秀樹 ケルナー 2012】の評価は高く、その原料となったケルナー葡萄も当商品と同じ【No7(7番畑)】で栽培・収穫されたものでした。
【原料葡萄について】
北島秀樹氏が自ら葡萄作りを行う「北島農園」は、余市町の中心部を流れる余市川右岸に位置する登町の小高い丘にあります。全栽培面積は6.3ha、その中でケルナーの畑は3.3haを占めています。ケルナーを栽培している畑の中でも最も高品質のケルナーが収穫される【No7(7番畑)】(1ha)は、標高35メートル・南向きの斜面で日当たりが良いのが特徴。粘土と腐葉土が混じりあった土壌は水はけも良く、すべての条件が揃った理想的な葡萄畑です。樹齢32年の古木から収穫されたケルナーは他の園地より葡萄の味わいが濃く、香りも良いのが最大の特徴です。
【発酵について】
除梗破砕後、SO2を添加し13℃前後で24時間スキンコンタクト(ステンレスタンク)。プレスはメンブランタイプで行った。補糖有、補酸無し、デブルバージュ無しで発酵開始。発酵はステンレスタンクで行った。酵母は品種の特徴をよく引き出すものを選択。発酵温度は12.5~18.5℃で、やや低めの温度で発酵を行った。発酵期間約2週間、発酵終了後、SO2を添加。オリ引き後、ベントナイトでオリ下げを行い、静置。さらにオリ引きを行い、エノフローフィルトレーションシステムでろ過を致しました。。
【熟成について】
熟成は、ケルナーの華やかな特徴香(ユリを代表とする白い花の香りと表現されます)を損なわないように木樽は使用せず、約7か月ほどのステンレスタンク貯蔵後に、瓶詰を行い瓶貯蔵後にリリース。2019年6月5日に、5,100本の瓶詰めを行いました。
※瓶詰時分析値:比重0.993、総酸(酒石酸換算)7.67g/l、㏗3.12
【ワインの味わい】
白い花を想わせる華やかな香りと、グレープフルーツの様な柑橘系の香りが渾然としています。綺麗で硬質な酸味と微かに感じる甘みの絶妙なバランスが素晴らしく、アロマティックな風味は様々な料理と合わせやすいプレミアムな辛口ワインです。
~地理的表示(GI)制度とは、地域の農林水産部や食品ブランドとして、登録、保護する制度です。「GI北海道」はワイン産地として山梨県に次ぎ、全国2例目の認定。地理的表示「北海道」生産基準に定める特性、品種、製法、酒類の特性を維持するための管理に関する事項を満たしたワインだけがラベルに「北海道」の表記をすることが出来ます。~
<GI北海道認定ワイン>
日本ワインコンクール2018 欧州系品種 白 銅賞受賞
北島ヴィンヤード ~No.7~ ケルナー2018
(白・辛口 アルコール度数12.5%)
限定醸造 5,100本
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